2012年05月12日

住民自身が行うクマ対策活動を、あーすわーむが支援

里に近づくツキノワグマ.jpg
<里に近づくツキノワグマ>

 広島県三次市のある集落では、毎年のようにクマが出没しており、住民は頭を悩ませていました。この集落は四方を山に囲まれているうえ、集落内に多い柿をねらって、クマが出てくるのです。そこで、あーすわーむでは2010年度から、住民が行うクマの被害対策活動を支援しています。 

電気柵.jpg
<電気柵>

 この活動は、地元住民を中心として、県出先事務所、野生動物の専門家、鳥獣保護員、その他NGOなどが協力しあう、駆除だけに頼らないクマの被害防止対策です。2010年度は学習会を開き、2011年度は試験的に電気柵を設置しました。また、クマを引き寄せている柿を、人が利用することを促進するため、柿ジャムの商品化・販売も始まりました。あくまでも住民が中心となり、そこにさまざまな団体が協力して被害対策を行っているのが特長です。
 2011年11月には、住民と小学生が合同で学習会を開きました。電気柵の設置状況や柿の木のトタン巻きを見学し、柿の実もぎや柿ジャムづくりなどを体験しました。座学だけでない、クマ対策の実際を学ぶ機会となりました。これらの活動は今後も続けていく予定です。

大人も子どもも柿もぎ.JPG
<大人も子どもも柿もぎ>

※この活動は、あーすわーむが以下の協力・助成金を得て行っています。
○2010年度:日本クマネットワーク「人里に出没するクマ対策の普及啓発および地域支援事業」の一環として実施(独立行政法人環境再生機構
「地球環境基金」助成金)
○2011年度:セブン-イレブン記念財団活動助成
○2012年度(予定):マツダ財団2012年度市民活動支援(青少年健全育成関係)



posted by あーすわーむ事務局 at 00:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月18日

最近の解剖実習から

<1>最近の解剖実習から(この実習の目的などは『環境教育』のページにあります)

 2010年および2011年の解剖実習は、佐久市の長野県岩村田高校で行いました。
選択授業で、医療系進学を志望する女子が多く目立ちました。生徒たちの感想の中からいくつかを拾ってみます。
Aさん
動物たちが交通事故に遭う原因を作ったのは人間。その罪悪感から始まったが、しだいに実験材料として興味を持って見始めた。最後に、命の尊さをあらためて考えた。
Bさん
「死」というものを扱う怖さから始まった。その後、からだの構造や機能への興味関心へ。最後に生きたネコに聴診器を当てたが、その心音を聞いたときみんな笑顔だったのが印象的。
Cさん
ミンクの首の筋肉が発達しているのを見た。それは魚をくわえて運ぶためとのこと。動物たちのからだが、その生活に応じて進化してきたことを実感した。

01.jpg

newsp.jpg
posted by あーすわーむ事務局 at 09:37| Comment(0) | なし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする